先に結論
- AEAJ(日本アロマ環境協会)の受験要項とQ&Aには、「勉強時間は何時間」という目安は載っていません。公式メディア(sense of AROMA)に「勉強期間はおおよそ1〜3カ月という方がほとんど」という記述があるだけです。
- そこで当サイトが、公式の出題範囲(精油は2級11種・1級30種、テキストは1級・2級共通の1冊)と試験時間から逆算したところ、1級は8週間・1日30〜45分(合計およそ35〜40時間)、2級は4〜5週間・1日30分(合計およそ15時間)が目安になります。
- 次回の試験は2027年1月17日(日)、申込は2026年10月30日(金)〜12月7日(月)です。この記事を読んでいる10月初めに始めれば、試験まで約14週あり、1級でも余裕をもって間に合います。
勉強時間の目安(当サイトの計算)
2026年10月7日にAEAJ公式サイトで確認した試験の条件をもとに、当サイトが計算した目安です。公式の数字ではありません。
| 項目 | 2級 | 1級 |
|---|---|---|
| 出題範囲(公式テキストの項目) | アロマテラピーの基本、精油のこと、安全性、実践方法、精油のプロフィール | 2級の内容+メカニズム、ビューティ&ヘルスケア、歴史、関連法律 |
| 覚える精油 | 11種 | 30種 |
| 問題数・試験時間 | 55問・30分 | 70問・35分 |
| 合格基準/合格率 | 正答率80%/およそ90% | 正答率80%/およそ90% |
| 勉強期間の目安(当サイト計算) | 4〜5週間 | 8週間 |
| 1日の勉強時間の目安(当サイト計算) | 30分 | 30〜45分 |
| 合計時間の目安(当サイト計算) | およそ15時間 | およそ35〜40時間 |
| 遅くとも始めたい時期 | 試験の5週間前(2026年12月中旬) | 試験の8週間前(2026年11月下旬) |
計算の考え方
- 精油を1日1種ずつ覚える:1級の30種を1日1種なら30日、2級の11種なら11日。名前・原料の植物・抽出の方法・使うときの注意をセットで覚えるので、1種に15〜20分は見ておきます。
- テキストの項目は1項目1〜2日:2級の5項目、1級の9項目を、精油の暗記と並行して読み進めます。
- 問題集を2周:公式問題集を1周目は解いて見直し、2周目はまちがえた問題だけ。それぞれ1週間。
- 最後の1週間は本番の時間で:1級は70問を35分、2級は55問を30分。1問30秒ほどのペースを体で覚えます。
これを足すと、1級はおよそ8週間、2級はおよそ4〜5週間になります。合格率がおよそ90%と高い試験なので、この量をこなせば十分、というのが当サイトの考えです。
公式・通信講座の数字との照らし合わせ
- AEAJ公式メディアは「勉強期間はおおよそ1〜3カ月という方がほとんど」と書いており、当サイトの8週間はこの範囲に入ります。
- ユーキャンの検定講座は、1日の学習時間は決めていないものの「3か月で修了できるカリキュラム」と案内しています。
- 参考までに、別の体系である日本統合医学協会のメディカルアロマインストラクター講座は「1日30分ほど」の学習を目安にしています。
いつから始める?申込と試験のスケジュール
| 日付 | できごと | 試験までの残り |
|---|---|---|
| 2026年10月7日(今) | テキスト・問題集を買って始めるなら今 | 約14週(102日) |
| 2026年10月30日(金) | 申込の受付開始 | 約11週(79日) |
| 2026年11月下旬 | 1級を8週間でやるなら、ここが始めどき | 8週 |
| 2026年12月7日(月) | 申込の締め切り | 約6週(41日) |
| 2026年12月中旬 | 2級を4〜5週間でやるなら、ここが始めどき | 5週 |
| 2027年1月17日(日) | 試験当日(2級10:45〜/1級14:00〜、インターネット試験) | 当日 |
| 2027年2月17日(水)予定 | 認定証の発送 | — |
申込の締め切り(12月7日)は試験の約6週間前です。「申し込んでから勉強を始める」と1級は少し急ぎ足になるので、申込の受付が始まる10月30日より前に、テキストを読み始めておくのがおすすめです。
試験は年2回で、公式Q&Aには「毎年5月と11月」、公式メディアには「春と秋」と書かれていますが、現在案内されている次回は2027年1月17日です。その先の日程は公式サイトで確かめてください。
学習の進め方:テキスト→精油の香り→問題集
AEAJは「試験問題は公式テキストから出題され、独学でも受験可能」と案内しています。公式メディアでも、公式テキストと公式問題集をくり返す勉強法と、好きな精油を実際に香らせてみることをすすめています。
1. 公式テキストを1周読む(1〜2週目)
公式テキスト(2,640円)は1級・2級共通の1冊です。最初は細かく覚えず、全体の流れと、わからない言葉に印をつけるだけにします。1級を受ける人は、2級の範囲(基本・精油のこと・安全性・実践)を先に、1級だけの範囲(メカニズム・ビューティ&ヘルスケア・歴史・法律)をあとに回すと、積み上がる順に読めます。
2. 精油を1日1種、香りと一緒に覚える(2〜6週目)
精油のプロフィールは、2級11種・1級30種の暗記がいちばんの山です。名前だけでなく、原料の植物・科名・抽出部位と方法・注意点をカードにして、1日1種ずつ進めます。家に精油があれば、覚える日にその香りをかいでおくと、名前と香りが結びついて思い出しやすくなります。今回確認した受験要項とQ&Aには、香りをかいで答える「香りテスト」の記載はありませんでしたが、香りの体験は暗記の助けになります(精油は別に用意する必要があり、費用もかかります)。
3. 公式問題集を2周(6〜7週目)
公式問題集(1,430円)を1周目は全部解き、まちがえた問題はテキストの該当ページに戻ります。2周目はまちがえた問題だけを解き直します。合格基準は正答率80%なので、問題集で安定して8割5分以上取れるようになれば本番の目安に届いています。
4. 本番と同じ時間で通し練習(8週目)
1級は70問を35分、2級は55問を30分。パソコンやスマートフォンで受けるインターネット試験なので、画面で問題を読んで選ぶ練習をしておくと、当日あわてません。
費用の内訳や1級・2級の選び方は「アロマテラピー検定は独学で受かる?」「アロマテラピー検定1級と2級の違いは?」にまとめています。
検定のあとに考えること
1級に合格すると、AEAJに入会して認定講習会を受けることでアロマテラピーアドバイザーになれます。また、心と体のケアの視点から学び直したい人には、日本統合医学協会のメディカルアロマインストラクター(6か月コース132,000円→2026年10月31日まで52,800円、ほかに5か月コース105,600円・7か月コース158,400円、税込)という別の体系もあります。くわしくは「メディカルアロマとは?」で説明しています。
よくある質問
Q. 1日10分でも受かりますか?
当サイトの計算では、1級は合計およそ35〜40時間が目安です。1日10分だと200日以上かかる計算になるので、試験日まで余裕があれば不可能ではありませんが、精油の暗記は間をあけると忘れやすいため、1日30分を8週間のほうが現実的です。
Q. 申込が始まる10月30日から勉強を始めても間に合いますか?
試験まで約11週あるので、1級の8週間でも間に合います。12月7日の締め切りぎりぎりに始める場合は約6週で、1級は1日の時間を45分〜1時間に増やす必要があります。2級なら6週で十分です。
Q. 2級と1級を同じ日に併願する場合、勉強時間は2倍ですか?
2倍にはなりません。1級の出題範囲は2級をふくむので、1級の勉強をすれば2級の範囲も終わります。併願(13,200円)の場合も、勉強は1級の8週間を基準にすれば足ります。
まとめ
公式には勉強時間の記載がないため、当サイトが出題範囲から計算した目安は「1級は8週間・1日30〜45分、2級は4〜5週間・1日30分」です。次回の試験は2027年1月17日、申込は10月30日〜12月7日。申込の開始より前にテキストを読み始め、精油を1日1種ずつ覚え、最後の2週間を問題集にあてれば、合格率およそ90%の試験に落ち着いて臨めます。
※精油は医薬品ではありません。この記事は資格選びと学習計画のための情報で、アロマの健康効果や合格を保証するものではありません。
