結論
- 2026年10月7日に厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」で「ヨガ」「RYT」「ヨガアライアンス」「よが」で検索したところ、該当する講座は0件でした(通学・通信・eラーニングすべてを対象にして検索)。UTL・ぼっこの公式ページにも、教育訓練給付金の案内はありません。
- つまり今のところ、RYT200の養成講座に教育訓練給付金(一般20%・特定一般40〜50%・専門実践50〜80%)は使えないと考えておくのが安全です。「給付金で安くなる」という前提でスクールを選ぶのは避けましょう。
- 代わりに費用をおさえる方法はあります。10万円以下〜20万円ほどの安いコース、分割払い、返金保証の3つを組み合わせると、自己負担を現実的な範囲にできます。
教育訓練給付金とRYT200の関係を整理
教育訓練給付金は、雇用保険に入っている人(または、やめてから1年以内の人)が厚生労働大臣の指定を受けた講座を受けたときに、払った受講料の一部が戻る制度です。ポイントは「指定を受けた講座だけ」が対象で、どの講座が指定されているかは厚労省の検索システムで調べられることです。
| 種類 | 給付率 | 上限 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 20% | 10万円 |
| 特定一般教育訓練 | 40%(資格を取って就職などで50%) | 20万円(50%のとき25万円) |
| 専門実践教育訓練 | 50%(資格を取って就職などで70%、さらに賃金が5%以上上がると80%) | 年間40万円(70%で56万円、80%で64万円) |
給付率や上限のくわしい説明は「教育訓練給付金はいくらもらえる?」、受けられる人の条件(雇用保険の加入期間など)は「教育訓練給付金の対象者・条件」にまとめています。
厚労省の講座検索システムで調べた結果
2026年10月7日に、厚生労働省の「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム」(kyufu.mhlw.go.jp)で、次の条件で検索しました。
| 検索語 | 実施方法 | 結果 |
|---|---|---|
| ヨガ | 通学(昼間・夜間・土日) | 0件 |
| ヨガ | 通学+通信(郵送)+通信(eラーニング) | 0件 |
| RYT/ヨガアライアンス/よが | 通学+通信(郵送)+通信(eラーニング) | 0件 |
ヨガ関連の講座は、一般・特定一般・専門実践のどの種類にも見つかりませんでした。あわせて、UTL(アンダーザライト)のRYT200取得コースと、ぼっこのRYT200養成講座の公式ページも確認しましたが、教育訓練給付金・補助金・助成に関する記載はありませんでした。
なお、指定講座は追加・取り消しが随時あります。申し込みを考えているスクールがあれば、スクール名で検索システムを一度調べるか、スクールに「教育訓練給付金の指定を受けていますか」と直接聞いてみてください。
仮に対象になった場合の目安(参考)
今は対象講座がないので、あくまで「もし一般教育訓練の指定を受けたら」という参考の計算です。たとえばぼっこの受講料195,000円なら、一般教育訓練(20%)で戻るのは39,000円、自己負担は156,000円になります。一般教育訓練の計算は、教育訓練給付金 計算ツールで自分の受講料に当てはめて試せます。
ただし、くり返しになりますが、2026年10月7日時点でRYT200の講座はどれも指定を受けていません。このブロックは「将来、指定講座が出てきたときに見積もる」ための参考として読んでください。
給付金なしでRYT200を安く取る3つの方法
1. 安いコースを選ぶ(10万円以下〜20万円ほど)
RYT200は、ヨガアライアンスに登録されたスクール(RYS)の200時間コースを修了すれば、受講料がいくらでも同じ資格です。2026年10月7日に公式サイトで確認した受講料は、シークエンス!が税抜79,800円(税込87,780円)、ぼっこが195,000円、UTLの動画プラン(一括)が399,999円、対面プラン(一括)が499,999円でした。安いコースは動画中心でライブ授業が少ないため、「自分で進められるか」で選びましょう。安い順の比較は「RYT200の最安はどこ?」にまとめています。
2. 分割払いで月々の負担を分ける
MAJOLIは分割2〜36回(月9,300円〜)、エクロールヨガはクレジットカードの分割・リボ払いが可能と公式に案内しています。ぼっこは「分割払いについて」の案内があり、UTLの学費ローンは公式で要確認です。分割は手数料で総額が増えることがあるので、「何回払いで合計いくらか」を必ず確認してから決めてください。
3. 返金保証や期限のないコースで、ムダにならないようにする
ぼっこは30日以内の返金保証(返金手数料16,000円を引いた額を返金)があります。また、シークエンス!とぼっこは受講期限なしなので、忙しくなっても受講料が無駄になりにくいです。給付金のように「あとで戻る」仕組みがない分、「途中でやめたときに損しない条件」を見ておくのが大切です。
職業訓練や自治体の講座は使える?
無料の職業訓練(ハロートレーニング)
ハローワークで申し込む公共職業訓練・求職者支援訓練は、受講料が無料(テキスト代などは自己負担)で、主に離職中の人が対象です。ただし、コースの内容は地域と時期で変わり、ヨガインストラクター養成を目的にしたコースがあるかどうかは、今回公式サイトでは確認できませんでした(公式で要確認)。離職中の人は、住んでいる地域のハローワークで「スポーツ・フィットネス系のコースがあるか」を聞いてみてください。制度のしくみは「失業中でも教育訓練給付金はもらえる?」で整理しています。
自治体の生涯学習講座
公民館やスポーツセンターのヨガ教室は安く通えますが、RYT200のような指導者資格にはつながらないのが普通です。自分の練習を深める入り口として使い、資格はスクールで取る、という分け方が現実的です。自治体によっては資格取得の費用を一部補助する制度(主に中小企業向けの人材育成補助など)がありますが、ヨガ資格が対象になるかは自治体ごとに違うので、公式で要確認です。
よくある質問
Q. RYT200の講座で教育訓練給付金を使えるスクールはありますか?
2026年10月7日時点では、厚労省の講座検索システムで「ヨガ」「RYT」「ヨガアライアンス」を検索しても0件で、見つかりませんでした。将来指定されることはあり得るので、気になるスクールがあればスクール名で検索するか、直接聞いてみてください。
Q. 「給付金が使える」と書いてあるヨガスクールの広告を見たのですが?
教育訓練給付金の対象かどうかは、厚労省の検索システムで調べられます。スクール名か講座名で出てこなければ対象ではありません。「給付金」という言葉が、スクール独自の割引や、別の制度(自治体の補助など)を指していることもあるので、何の制度かを確認しましょう。
Q. 一般教育訓練の指定を受けたら、いくら戻りますか?
受講料の20%(上限10万円)です。たとえば195,000円の講座なら39,000円が目安ですが、今はRYT200で指定講座がありません。計算は教育訓練給付金 計算ツールで試せます。
Q. 給付金が使えないなら、RYT200は取る意味がないのでは?
費用を回収する目的なら、慎重に考えたほうがよいです。一方で、業務委託やフリーで教えるときの入り口になるなど、資格の使いみちは人によって違います。「RYT200は意味ない?」で、取る価値がある人・ない人を整理しています。
Q. 給付金の代わりに、いちばん確実に安くするには?
10万円以下〜20万円ほどのコースを一括で払うのが、総額ではいちばん確実です。分割は手数料で総額が増えることがあるので、月々の金額だけでなく合計で比べてください。
まとめ
2026年10月7日時点で、RYT200の養成講座は教育訓練給付金の指定講座に見つからず、UTL・ぼっこの公式ページにも給付金の案内はありません。「給付金で安くなる」前提は持たず、安いコース(シークエンス!87,780円、ぼっこ195,000円など)・分割・返金保証を組み合わせて費用を考えるのがおすすめです。離職中の人は、無料の職業訓練にスポーツ系のコースがあるかをハローワークで聞いてみる価値があります。制度の数字や指定講座は変わるので、申し込む前に厚労省の検索システムとスクールの公式で最新情報を確かめてください。
